◆実車ガイド
・キハ183系は、北海道の老朽化したキハ82系の後継車として1979年に先行試作車が誕生した特急ディーゼルカーです
・量産車が登場した1981年より本格的な運用が開始され、北海道の雪と寒さに順応した車両として徐々に仲間を増やしました
・1986年からはそれまでの国鉄車両とは一線を画す設備と外観を持った500番代が登場、0番代では非貫通だった先頭車は貫通形に、側面窓は連続窓風に、グリーン車は見晴らしの良いハイデッカー構造を採用するなど、走行性能の向上と共に大幅なモデルチェンジが行われました
・さらに走行性能を向上させるためエンジン出力の向上などを図った550番代も登場、特急「北斗」の速度向上などに貢献しました
・基本番代に加え、改造や高速化対応などでさまざまな番代や形態が登場し、外観塗装の変化も含めバラエティー豊かな車両群となりました
・過酷な北海道の環境下で長年にわたり都市間輸送で活躍しましたが、徐々に後継車に道を譲るようになり、石北本線の特急「オホーツク」「大雪」が最後の活躍の場となりますが、2023年のダイヤ改正で引退することになり、記念に登場時の塗装に復刻された車両とともに3月17日に定期運用を終えました
◆製品化特徴
・最終日の3月17日にオホーツク1号→大雪4号→大雪3号で運用された、復刻色のキハ183-8565形とキロ182-504形が入った5両編成を再現
・キハ183・キハ182形の車体を新規製作、キハ183形の屋根分割はHET色基準で再現
・キハ183-8563・8565形とキハ182-7551形は、実車において更新された床下機器形状を再現
・キハ183-8565・キハ182-508形はエンジ色系、それ以外は茶色系のカラーシート採用
・車番印刷済み
・キロ182形のグリーンカーマーク印刷済み
・先頭車の運転台側はTNカプラー(SP)装備
・ヘッド・テールライト、トレインマークは電球色LEDによる点灯
・トレインマークはカラープリズム採用により白色に近い色で点灯
・印刷済みトレインマークはイラストタイプの「オホーツク」装着済み、「大雪」および大雪3号到着後回送される時に表示された「回送」を付属
・フライホイール付動力、新集電システム、黒色車輪採用
・M-13モーター採用
・記念パンフレット付録、イラスト入りパッケージ採用
JR北海道商品化許諾済
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:97959
▼商品登録日:2023年07月13日