マーティン B-10は、アメリカのマーティン社が開発し、アメリカ陸軍航空軍などで運用された爆撃機。
アメリカ陸軍航空軍が採用した初の全金属製単葉爆撃機である。
B-10はマーチン社の自主開発機として、1930年より開発が開始された。
開発当初は社内名で123型と呼ばれていた。
胴体内に爆弾槽を設けた全金属製の双発機で、当時としては斬新なスタイルだった。
量産型の納入は1934年半ばよりはじまり、パナマやハワイ諸島の部隊に配属された。
生産は1937年初めまで続き、121機生産された。
しかし、就役後まもなく旧式化してきたため、1939年頃にはアメリカ陸軍の第一線から退いた。
YB-12
139B。
安全な水上飛行のために、250ガロンまたは500ガロンの浮力気空間を備えていた。
また、発動機として2基のR-1690-11を搭載しており、B-10B(351km/h)と同様の性能を発揮することができた。
7機が製造され、うち5機は1940年4月時点でまだ使用されていた。
YB-12A/B-12A
爆弾倉に1,381L(365ガロン)の燃料タンクを備えたYB-12の改良型。
航続距離は1,995 km。
試作型と量産型を合わせ25機製造。
うち23機は1940年4月時点で使用されていた。
キットは初期と後期のカウリングが付属。
デカールは4種で戦前の黄色と青の派手な塗装3種とシルバードープ塗装1種。
スケール:1/72
形態:スケールモデル
メーカー型番:SH72446
▼商品登録日:2024年09月13日