オチキスH35軽戦車は元々、フランス陸軍が1933年8月に開始した新型軽戦車整備計画に沿って、オチキス社が歩兵部隊用軽戦車として開発を始めたものである。
しかし歩兵戦車としては不合格となってしまったが騎兵監部はオチキス社製の車両を、新たに改修を施して騎兵戦車として採用することを決め、「H35軽戦車」として制式化が決まり、1936年4月27日に200両の受注を受けて生産が開始された。
H35軽戦車の機動性能は、改修を施した後でも年月を経るに従って不足気味となってきたため、1938年には搭載エンジンを強力なものに換装したH38軽戦車が登場している。
これによりH38軽戦車の路上最大速度は、H35軽戦車の27.3km/hから35.5km/hに向上している。
H38軽戦車は1,080両が生産されており、オチキス社製騎兵戦車では最も多く製造されている。
また、H38軽戦車ではエンジンの換装によって機関室の外観が大きく変化しているので、H35軽戦車との識別は比較的容易である。
これらオチキス社製騎兵戦車は主に騎兵科の軽機械化師団や騎兵師団へ配備されたが、結局歩兵科の機甲師団にも相当数が配備されている。
スケール:1/72
形態:スケールモデル
メーカー型番:PF72115
▼商品登録日:2025年01月14日
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