B-4 203mm榴弾砲 M1931はソビエト連邦で開発された榴弾砲である。
1931年に制式化され、冬戦争、独ソ戦、継続戦争などで使用された。
26キロメートル以内の敵陣地を砲撃できる高射程と高威力を活かし建造物の破壊などを主任務とし、赤軍の勝利に貢献した。
砲架及び揺架はBr-2 152mmカノン砲及びBr-5 280mm臼砲と共通のもので、車輪ではなく装軌式になっているが、動力は内蔵しておらず、自走することはできない。
通常の車輪式ではなく履帯式としたのは18tにも及ぶ重量を支える為のもので、軟弱地に展開した際に車輪が地面にめり込むことを防ぐためのものであった。
B-4 203mm榴弾砲は冬戦争で初めて投入され、その強力な火力でマンネルヘイム線に猛撃を加えた。
また独ソ戦でも多くが投入されたが、赤軍は初戦で敗北を重ねて撤退したため、運用されることは少なかった。
しかし1945年のベルリンの戦いで多くが投入されおり、ベルリンを防衛するドイツ軍が立てこもる建物や防衛線を完全に破壊した。
このことからドイツ兵は「スターリンの鉄槌」と名付けた。
メーカー名:エース
スケール:1/72
形態:スケールモデル
メーカー型番:UA72599
▼商品登録日:2025年03月31日
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