【実機について】
1973年から配備が始められた航空自衛隊の国産の中型輸送機がC-1です。
1970年11月に初飛行、73年から運用が開始されました。
エンジンはプラット&ホイットニーのJT8Dターボファンエンジン2基を装備。
尾翼下の後部ドアの開閉により、機内に物資、乗員を収容します。
フル装備の空挺隊員では45名、通常人員で60名が、さらに、カーゴの床に金属ロッドを立てて担架を取り付ければ36名の患者の輸送が可能です。
また、後部ドアは飛行中も開閉できることから空中投下も可能。
ペイロードは8tを誇りました。
試作1号機、XC-1はその後飛行開発実験団で各種機材の実用テストを実施するためのC-1 FTB(飛行試験機)として運用されたのです。
【商品について】
モデルは航空自衛隊が配備運用する輸送機、C-1を1/144スケールで再現したマルチマテリアルキットです。
このキットでは飛行試験機として活躍するC-1 試作1号機をモデル化しています。
高翼T尾翼を持つ機体形状を仕上がり全長約200mmでリアルに再現。
機体や翼のパーツはレジンパーツで脚などの細部やディテール表現にはメタルパーツやエッチングパーツをセットしたマルチマテリアルキットです。
各部の素材を使い分けることで繊細な仕上がりを実現。
形状のみならず、機体のパネルラインなどまで繊細に表現された機体はC-1輸送機ならではの雰囲気をしっかりと味わっていただけます。
また、機体内部には機首部分におもりをインサート成形。
完成後の尻もちを防ぎます。
加えてこのキットでは機首に取り付けられていた長いピトー管をセット。
ピトー管は金属パーツで用意。
その独特な姿を再現していただけます。
【主な特徴】
●1/144スケールで航空自衛隊の輸送機、C-1を再現
●仕上がり全長は約200mm
●レジン製機体パーツの他、メタルパーツやディテールを表現するエッチングパーツもセットされたマルチマテリアルキット
●機首に装備されるピトー管は金属パーツで繊細に再現
スケール:1/144
形態:スケールモデル
メーカー型番:PC-11
▼商品登録日:2024年06月26日