戦争を駆け抜けた蒸気機関車!!
1936年からドイツの鉄道で使用された蒸気機関車、BR41型を1/87スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
実車について
1936年にドイツの標準的な機機関車として戦後まで活躍を続けたのがBR41型蒸気機関車です。
急行貨物用機関車として開発が開始され、1934年に試作車両が完成、各種試験を経て量産が開始されました。
車台の軸配置は通称ミカド型と呼ばれる1-D-1、前従輪1、動輪4、後従輪1となっています。
日本でおなじみのD51と同様なレイアウトを持っていますが、動輪の直径は1600mmとD51より一回り大型でした。
全長は24m、1800馬力のパワーで最高速度は90km/hを発揮。
ニックネームは試験期間中、最初に牛を運ぶ列車をけん引したことからオックス・ロコと呼ばれていました。
生産はドイツ国内の主要メーカーのほとんどが参加して行われ、合計366両を生産。
多目的機関車として戦時中はもちろん、戦後の復興期にも幅広く活躍を続けたのです。
モデルについて
モデルは戦中戦後を通してドイツで活躍した蒸気機関車、BR41型を1/87スケール、HOスケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
仕上がりの全長は炭水車を含めて27.5cm。
8つの動輪を持つ1-D-1ならではの力強い姿をメカニカルにモデル化しています。
パーツ点数は約130点。
車台はフレームや車輪、連結棒など、蒸気機関車ならではのメカニズムを雰囲気たっぷりに再現。
その上に装着されるボイラーもその表面にレイアウトされたパイピングなど、彫刻表現でリアリティを高めます。
そして、運転席もしっかりとモデル化。
数多くの計器やハンドルなどのパーツがレイアウトされた室内はディテールを細かく表現しています。
塗り分けや汚し塗装などに腕を振るいがいも十分です。
運転席部分の壁や天板もボルトなどのディテールが実感を高めます。
また、後ろに連結される炭水車も車台のメカニズムをはじめ、満載された石炭などもリアル。
重量感が楽しめる仕上がりです。
さらに、このキットではディスプレイ用の線路も用意されています
スケール:1/87
形態:スケールモデル
メーカー型番:IT8701
▼商品登録日:2024年09月20日