1990年にホンダの世界に向けた“技術的広告塔”として役割を担って登場した初代NSX。
市販された量産車としては世界初となる、モノコックボディの採用などがそれを大いに物語っています。
そのポテンシャルの高さはモータースポーツファンの間でも注目が集まりましたが、ホンダとしては同車をワークス体制でレースフィールドに引っ張り出すつもりはなかったと言われています。
しかし、レーシングドライバーの故・高橋国光氏などの尽力によって、ようやくNSXがホンダワークス体制のもと、モータースポーツシーンに姿を現したのが1994年のル・マン24時間のGT2クラスでした。
市販スポーツカーをべースにした長距離耐久レースカーの製作。
そしてル・マン参戦とあって、ホンダはゼロからのスタートではノウハウも足りず、時間がかかり過ぎると判断したのでしょう。
そこで彼らはポルシェのレースカー製作およびレース参戦で実績を積んでいたドイツのクレマー(クレーマー)レーシング、イギリスのTCPと手を組んでGT2クラスにエントリーすることを決定します。
1994年のル・マンは初参戦とあって完走できれば御の字といったところで、参戦車3台はそれぞれGT2クラスで6位、7位、9位と結果こそ振るわなかったものの、無事完走を果たしています。
※アクリルベース、クリアーカバー付属
※材質 : レジン製ボディ、ホワイトメタルパーツ、エッチングパーツ、アルミ製挽き物パーツ
スケール:1/43
形態:完成品ミニカー
メーカー型番:vm236c
商品コード:4570104422467
▼商品登録日:2023年04月17日
登録コード:mc270121