ランボルギーニ初のハイブリッド・スーパーカーとして、2019年に登場したシアン。
シアンが意味するところは、ランボルギーニのホームである、イタリアのボロネーゼ地方の方言で云うところの「稲妻」で、強力な電流をイメージさせるものです。
FKPはランボルギーニの経営危機を救ったVWアウディグループの会長である、フェルディナンド・カール・ピエヒ氏のイニシャルから取られたもので、37は同氏の誕生年である1937年に由来しています。
駆動システム自体はアヴェンタドールSVJ譲りの6.5リッターV12と、34馬力を発生するモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド。
むしろモーターのエネルギー源を、同じ重量のバッテリーに比べて3倍の容量を持ったスーパーキャパシタとしている点に意義があり、ほぼ表面から見える部分はすべてカーボンという軽量なボディと相まって、車重を1,595kgに抑えたことにシアンのアドバンテージがあるようです。
強烈な個性を放つ、フルカーボンファイバーボディのデザインはカウンタックにインスパイアされたものと公表されており、テールライトまわりや台形に一段落とし込まれたフロントフードなどにその面影を見出だすことが出来ます。
インテリアはY型、六角形といった、昨今のランボルギーニのデザインモチーフを随所に散りばめながら、マテリアルなどにはイタリアン・レザーをふんだんに用いてラグジュアリー感をも追求したものとなっています。
シアンはランボルギーニの創業年である、1963年にちなみ、63台が生産されました。
のちに19台のロードスターバージョンもリリースされていました。
ちなみにシアンの価格は発売時で約3億9000万円と言われますが、63台すべてが完売しています。
※材質 : レジン製ボディ、ホワイトメタルパーツ、エッチングパーツ、アルミ製挽き物パーツ
※アクリルベース、クリアーケース付属
スケール:1/43
形態:完成品ミニカー
メーカー型番:EM533D
▼商品登録日:2023年08月01日
登録コード:mc270121