1986年創業のチューニングカー・コンストラクターの『マインズ』。
1980年代中盤と言えば、ボアアップによる排気量拡大やビッグキャブの装着、追加インジェクター、あるいはボルトオンターボといった足し算のチューニングが幅を利かせていた時代。
そんな中にあって『マインズ』はいち早く車載の純正コンピューターを解析し、コンピューター上で燃調や点火時期調整などを調整しエンジンのパフォーマンスアップを図る、当時で言うコンピューター・チューンで名を馳せたことで知られます。
のちにROMチューンと名を変え、チューニングカーの改造方法として主流となる中でも『マインズ』は他社を圧倒するアドバンテージをキープし、最高速チャレンジ、ゼロヨン、そして昨今のサーキットタイムアタックにおいて数々の最速マシーン生み出してきました。
今回、モデルのモチーフとしたのは『マインズ』がBNR34をベースに製作したチューニングカーです。
マインズではこれまでにも数多のBNR34ベースのチューニングカーを世に送り出してきましたが、こちらは『マインズ』のワークス車両で、社内では“本デモ車”と呼ばれています。
筑波サーキット2000で1990年代末にラップタイムで1分切りを達成したのをはじめ、オドメーターに刻まれた約1万キロの内訳はすべてサーキット走行というツワモノ、あるいは歴戦の勇士とでも表現すべき個体です。
すでに製作がスタートしてから20年以上の歳月を経ていることもあり、その時々で仕様が異なっていますが、今回は2019年頃にフルレストアされた後、2024年の東京オートサロンに出展された時の姿を再現しています。
※アクリルベース、アクリルクリアーカバー付属
スケール:1/43
形態:完成品ミニカー
メーカー型番:EM760
▼商品登録日:2024年05月30日
登録コード:mc270121