1982年にFIAの規定改定によって出現したグループCカテゴリー。
排気量は無制限で、レース時の使用燃料量こそ規制されましたが、マシーン製作に関しては比較的自由度が高く数多くの自動車メーカーが参入・参戦しました。
ポルシェは、同社初のグループCカーとしてポルシェ956を開発し、1982年から実戦投入しています。
956は2.7リッター水平対向6気筒ツインターボをアルミモノコックの車体中央に搭載した他、ボディはドラッグの低減と強力なダウンフォースの発生を狙ったポルシェ初のグランド・エフェクトカーとして設計されるなど、新たな試みが満載されたマシーンでした。
1982年の実戦投入後、1985年までのル・マン24時間4連覇するなど輝かしい戦績を残して、次世代の962Cへとスイッチします。
962は956をベースに、主にドライバーの安全確保のために改良が施されたもので、アメリカのIMSA-GTPクラスの“運転時にドライバーのつま先がフロントの車軸センターよりも前に出てはいけない”という規定に準拠して1984年に登場。
ポルシェはホイールベースの延長(120mm)を行いました。
後にFIAのグループCも同じ基準を条項に加えたため、グループC用の962は車名を962Cとしています。
962Cは1986年、1987年のル・マン24時間を制した他、日本のJSPC(全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権)を含む世界各国のレースで大活躍しました。
今回はそのJSPCで1985年から1987年の3連覇、さらに1989年のチャンピオンシップ獲得と、圧倒的な強さを見せた、アドバン アルファ ノバの962Cをモチーフに選んでいます。
※アクリルベース、クリアーカバー付属
※材質 : レジン製ボディ、ホワイトメタルパーツ、エッチングパーツ、アルミ製挽き物パーツ
スケール:1/43
形態:完成品ミニカー
メーカー型番:VM321
▼商品登録日:2024年10月28日
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