1986年創業のチューニングカー・コンストラクターの『マインズ』。
1980年代中盤と言えば、ボアアップによる排気量拡大やビッグキャブの装着、追加インジェクター、あるいはボルトオンターボといった足し算のチューニングが幅を利かせていた時代。
そんな中にあって『マインズ』はいち早く車載の純正コンピューターを解析し、コンピューター上で燃調や点火時期調整などを調整しエンジンのパフォーマンスアップを図る、当時で言うコンピューター・チューンで名を馳せたことで知られます。
同社が製作するマシーンの一番の特徴は見た目の派手さは追わずに、あくまでその中身と機能美で勝負するスタンス。
今回モデルカーのモチーフに選んだのは、N1耐久(現 スーパー耐久)でのホモロゲーション取得のために日産が1991年夏に発売した限定モデル、GT-R N1をベースにマインズがフルチューンした車両。
外観はN1純正のナンバー両脇のエアダクト付きバンパー、フードトップモール、サイドシルプロテクター、そしてプロジェクター式から改められた角型2灯式ヘッドライトなどの他、マインズお馴染みのロゴグラフィックス、社外ホイールと非常に控えめですが、エンジンは600馬力超にまでチューンされ、筑波サーキットのコース2000では1997年に当時としては驚異的な1周1分切り、0'59"181秒というラップタイムをマークしています。
コース2000でのラップタイム向上は単にエンジンパワーを上げるだけでなく、サスペンションチューン、ブレーキチューンなど、クルマのトータルバランスが優れていることが必須となりますが、それを成しえる高度な技術力を誇るのがマインズなのです。
※材質 : レジン製ボディ、ホワイトメタルパーツ、エッチングパーツ、アルミ製挽き物パーツ
※アクリルベース、クリアーケース付属
スケール:1/43
形態:完成品ミニカー
メーカー型番:EM644A
▼商品登録日:2025年01月07日
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