Pzj G-13 駆逐戦車はドイツが第2次世界大戦末期にチェコで開発・生産したヘッツァー駆逐戦車の改良型です。
大戦後再び独立国家に戻ったチェコスロヴァキアは外貨獲得の手段として、海外に対しヘッツァー駆逐戦車の売り込みを行いました。
1930年代にヘッツァーと脚周りや機械系がほぼ同一のLTH戦車を購入し「Pz.39」として運用していたスイスは、1946年にシュコダ社と「G-13」の呼称で試作車の製作契約を締結しました。
G-13はシュコダ社の工場で1946年から1950年までに158両が生産・納入されました。
G-13はヘッツァーが装備した48口径7.5cm砲「PaK39」ではなく、III号突撃砲用の48口径7.5cm砲「StuK40」を搭載し砲口にマズルブレーキが装着されたほか、主砲の変更に併せて装填手と車長の位置が入れ替えられました。
また脆弱な側面の装甲を補うために車体両側面には予備の履帯、右側面にはさらに予備転輪1枚を装着しました。
スイス陸軍は1955年からセンチュリオン戦車の導入を開始し、それによりG-13は徐々に退役していきましたがその後も長く運用が続けられ、最後の車両が退役したのは1972年でした。
キット内容:
・主要なハッチは開/閉選択可
・履帯はリンク・アンド・レングス式
・エッチンクグとクリアパーツ
・マーキング3種類
・金属砲身付属
スケール:1/35
形態:スケールモデル
メーカー型番:TKO2177
▼商品登録日:2023年08月24日