オブイェークト279は1950年代に開発されたソビエト連邦の試作重戦車です。
1950年代のソ連では新型重戦車の開発プランがいくつか進行しており、その内の一つ「核戦争下での活動を考慮した重戦車」として開発されたのがオブイェークト279です。
核爆発時の爆風や衝撃波を受け流して車体が横転しないよう円盤のような流体曲面の車体に左右2本ずつ、計4本の履帯を持つなど独特な形状をした本車は、1959年に試作車が完成し各種の試験が行われると、4本の履帯による軽戦車並みの接地圧と大出力のエンジンにより悪路での機動性の高さを示すなど良好な試験結果を残しました。
ですが構造が複雑で生産コストが高すぎることと、水陸両用性能がなく大河に隔てられた地形での行動能力に疑問が持たれた為、制式採用および量産はされませんでした。
●履帯は連結可動式
●2種砲身付属
●マーキングは3種付属
●エッチングとクリアパーツ付き
●フィギュア1体付属
スケール:1/35
形態:スケールモデル
メーカー型番:TKO2188
▼商品登録日:2024年05月17日