VK45.02(H)は1942年4月に兵器局第6課によって命名された、後の「タイガーI」であるVK45.01(H)の車台に、VK45.02(P)(typ180/181)用に開発された8.8cm KwK 43 L/71を装備した砲塔を搭載した計画車両です。
1942年3月に兵器局第6課よりヘンシェル社に対しVK45.01(H)の砲塔の改良要請があり、その際に草案としてVK45.01(H)の車台にVK45.02(P)の砲塔をそのまま搭載した図面番号1461が製図されましたが、その後に車体前面装甲をほぼ垂直に近い形状から 50~60 度後方に傾斜させる改良案が提出されました。
ヘンシェル社は暫定的にVK45.01(H)(タイガーI)を330両生産した後にVK45.02(H)を170両生産、1943年7月以降VK45.03(H)(後の「タイガーII」)を生産する提案をしましたが、装甲兵総監部参謀長ヴォルフガング・トマーレによりこの案は却下されると、1942年10月にVK45.02(H)のプランは廃棄されました。
●履帯はリンク・アンド・レングス式
●エッチングとクリアパーツ付き
●2種マーキング付属
スケール:1/35
形態:スケールモデル
メーカー型番:TKO2191
▼商品登録日:2024年07月30日