戦後の運輸省鉄道総局では東海道線客車列車のラッシュ対策として高効率化を図り、世界でも前例の無い長距離列車の電車化に着手しました。
従来は都市内や近郊輸送の手段であった電車に客車列車の車体と接客設備、新式のブレーキ装置などを組合せ、車体塗装は警戒色としてオレンジと緑色をまとい、1949年に「湘南電車」として登場したのが80系です。
80系は速達性能と居住性から非常に好評を博し最大16両編成で活躍しました。
80系電車の成功により、後の151系や新幹線の登場に繋がり、日本の鉄道技術の発展に大きな功績を残しました。
製品は1960年代後半より1等車のサロ85が格下げ改造されてサハ85となった姿を再現したもので、サハ85025は岡山運転所に配置されて生涯湘南色をまとったまま山陽本線のローカル運用で余生を過ごしました。
●多くのご要望にお応えし、80系湘南電車初期グループの中から格下げ中間車をセレクト
●格下げ後をイメージし、座席部品を青色で成型
●車体更新工事未施工、ドアコック標記が車体裾にあり屋根肩の塗分けが雨樋と揃えられた後の姿
●山陽ローカル運用をイメージし、所属表記は岡オカを印刷
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:A3980
▼商品登録日:2023年11月24日