1972年、小田急電鉄では営団地下鉄(現:東京メトロ)千代田線への直通乗り入れを前提とした9000形を登場させました。
界磁チョッパ制御の採用や、制動初速によって発電制動と回生制動が自動的に切り替わるなど、数多くの新機軸が盛り込まれたほか、前面は前灯・尾灯を前面窓下に横一列に並べた特徴あるものとなっています。
側面は小田急電鉄で初めて一段下降窓が採用されたほか、屋根近くまで拡げられた前面窓の内側には方向幕や種別幕、通過表示灯が収められています。
9000形は4両編成×10本、6両編成×8本が製造され、後に中間車を2両製造し4両・6両各9本ずつに変更されました。
1978年3月から地下鉄千代田線への乗り入れが始まり、1990年に後継となる1000形が充当されるまで乗り入れ運用で活躍しました。
1973年に鉄道友の会のローレル賞を受賞するなど鉄道ファンからも長らく親しまれた9000形ですが、2006年5月までに全車引退し、現在は海老名検車区にデハ9001が静態保存されています。
・2009年発売のA6195よりも実感的なシングルアームパンタを使用
・ヘッドライト、テールライト、前面表示器点灯(ON-OFFスイッチ付)
・屋根上配管などが変更された2次車
・シングルアームパンタ化された後の姿
・座席色青色
・前面手すりは別部品取り付けにより立体的に再現
・ヘッドライト、テールライトリムは金属部品によりリアルな表現
・6両編成との連結時によりスムーズに走行できるよう、モーター車にトラクションゴムは付きません
付属品:行先シール、連結用カプラー
小田急電鉄商品化許諾済
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:A6194
▼商品登録日:2024年07月16日