素材:ABS樹脂製
紙ケース入り
昭和30年代末ごろから、様々な物資に対応した専用貨車、通称「物適貨車」が多数登場しました。
汎用の大型無蓋車トキ15000型は後継車の登場により余剰が生じており、これを活用した様々な物適貨車が作られています。
その内の二種がトキ21000及びトキ23600です。
トキ21000はインゴットやステンレス板をロール状に丸めたコイルを運搬するための物適貨車として1967年に24両が改造されました。
元のあおり戸を活用したため外観はほとんど変化していませんが、荷台にコイルを積載するための受台が5基設置されました。
当初は和歌山を基点に運用されましたが、後に北鹿島駅常備となり黒井まで運用されました。
1983年に形式消滅しました。
トキ23600は亜鉛泥鉱を運搬するための物適貨車として1971年に28両が改造されました。
亜鉛泥鉱は水分を多く含んだ比重の高い物資であるため、積載量を制限するためあおり戸を低くし、内側に鋼板を貼ってプール状にした上で水抜き用の管が下部に設置されました。
花岡鉱山から秋田北港までの運用に用いられましたが1984年に形式消滅しました。
・トキ15000から改造された様々な物資適合車から2種を製品化
・ダイキャスト製シャーシを採用
・ブレーキ類(エアタンク、シリンダー、テコ、足踏み装置などを別部品化により立体的に再現)
内側の受台に特徴あり、国鉄の黒い貨車
・あおり戸内側にコイル固定用の受台部品を取付
・管理局表記は「千・北鹿島駅常備」。
記された位置が異なる3両を同梱
・コイル部品は付属しません
※走行には別途機関車が必要です
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:A6971
▼商品登録日:2023年08月04日