主素材:ABS樹脂製
単品プラケース入
1960年代に入り特急列車の食堂車の体質改善がある程度進行したことから、急行列車のあらたな食堂車のあり方が模索され、軽食堂やサロン室といったコンセプトで1962年に登場したのがオシ16です。
車体中央片側にキッチンを置いた前後対称の食堂車としては前例の無い設計で、キッチンに面した部分はビュッフェ、それ以外の部分は窓側へ向いたカウンタースタイルとサロン室風の食堂となり、色彩を含めたインテリアデザインや、電気コンロ以外の電子レンジやアイスクリームストッカーなどの電化装備品でも先進的かつ意欲的な試みが注目を集めました。
合計で6両が旧型客車の台枠に新造車体を載せるかたちで改造され、電気暖房を搭載した2000番代3両は重量増加対応のためにTR23台車を履いていました。
主に常磐線経由東北方面の急行「北斗」「十和田」などで活躍する姿が見られましたが、サービス人員不足の面から1972年3月を以て引退、わずか10年余りの使命を終えました。
製品は1965年頃以降の、青15号に車体色があらためられた姿を再現しています。
●A9335(2015年4月出荷)以来、9年ぶりに青色のオシ16が単品で登場
●TR23台車を装着した2000番代、昭和40年代の姿
●各種標記の位置、サイズを見直し
●検査標記は「41-6 大宮工」を印刷
※部品共用のため一部実車と異なる部分があります
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:A9339
▼商品登録日:2024年05月23日