製品は1/700スケールで接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
従来(G-upシリーズ)の金型を使用した製品です。
航空機と航空母艦の登場から試行錯誤の時代を経て複葉機から単葉機への移行期となっていた大正~昭和の開戦前。
航空母艦は鳳翔・赤城・加賀・龍驤と着実に増えつつあり、艦載機は九〇式・九五式・零戦への橋渡しとなる九六式艦上戦闘機へと進化。
九六式艦爆、九六式艦攻はそれぞれ九九式艦爆・九七式艦爆の前型であり、開戦後も小型空母、祥鳳や鳳翔には一部機種を引き続き艦載していました。
特シリーズの「精密さ」コンセプトに合わせた空母艦載機として設計されています。
戦前の艦載機をそろえるのに便利なように艦上戦闘機・爆撃機・攻撃機をオールインワンセットに。
三段甲板時代の加賀・赤城や、鳳翔・龍驤の一世代前の形状に用いるに最適。
●内容
機種・機数は艦上戦闘機の九〇式を4機、九五式・九六式(四号)を6機の合計16機を封入。
九六式艦上爆撃機と九六式艦上攻撃機を各6機を封入、戦闘機と合わせて28機入り。
成型色はグレーで従来の透明より工作時の破損リスクを減らしています。
国籍マーキング用にデカールが付属します。
●対応航空母艦
航空母艦「赤城」「加賀」「鳳翔」「龍驤」「蒼龍」「飛龍」および「祥鳳」「瑞鳳」「春日丸」、戦前を中心に開戦後緒戦の艦載機として適応。
●九〇式艦上戦闘機
・昭和7年に採用された初の国産(中島)艦上戦闘機で赤城・加賀および鳳翔・龍驤に搭載。
・加賀・龍驤・鳳翔の搭載機が日華事変に参加しています。
・パーツ点数は1機あたり4点(機体・プロペラ・上翼・主脚)です。
・翼支柱は省略しているものの作りやすいパーツ構成となっています。
・二翅のプロペラは機体と別パーツになっており精密感が増します。
・4機封入。
●九五式艦上戦闘機
・昭和11年に採用、複葉機としては最後の艦上戦闘機で、蒼龍・鳳翔・龍驤に搭載。
・パーツ点数は1機あたり10点(機体・上翼・翼支柱・プロペラ・主脚・尾輪)です。
・パーツ分割により複葉機独特な翼支柱をパーツ化、形状再現を的確にしています。
・プロペラは風防を別パーツ化しており塗り分けが容易かつ立体的に再現できる仕様。
・6機封入。
●九六式艦上戦闘機
・全金製単葉式として初の戦闘機、昭和11年に採用された傑作機。
・製品は3翅プロペラで発動機「寿」を搭載した4号型をがモチーフ。
・鳳翔・赤城・加賀・蒼龍・飛龍および戦時の劈頭では龍驤・祥鳳・瑞鳳・春日丸に搭載。
・パーツ点数は1機あたり5点(機体・プロペラ・主脚・増槽)です。
・翼面のパネルラインは繊細な彫刻を施し、機首発動機の独特な形状を1/700スケールながら再現。
・6機封入。
●九六式艦上爆撃機
・九九式艦爆が登場するまでの主力機で昭和11年に採用、練習艦爆として戦時末期まで陸上使用。
・戦前の全通甲板となった赤城・加賀、竣工した蒼龍・飛龍に搭載。
・パーツ点数は1機あたり6点(機体・上翼・翼支柱・・主脚・尾輪)です。
・パーツ分割により複葉機独特な翼支柱をパーツ化、形状再現を的確にしています。
・6機封入。
●九六式艦上攻撃機
・空技廠が開発した機体で昭和11年に採用。
最後の複葉艦上攻撃機。
・赤城・加賀・蒼龍に艦載、鳳翔は戦時半ばまで搭載。
・パーツ点数は1機あたり10点(機体・上翼・翼支柱・プロペラ・主脚・尾輪)です。
・翼支柱は別パーツとし、組みあがり後の精密感を増す仕様。
・翼にはフラップを彫刻で再現、発動機カウリングには凸型のふくらみも表現しています。
・6機封入。
●付属デカール
・主翼上下面、胴体の日の丸マーク(白縁なし/あり)を収録しています。
・日の丸のサイズは複数種類を用意、必要数以上に収録しているので転用するにも便利。
モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。
スケール:1/700
形態:スケールモデル
メーカー型番:4968728433417
商品コード:4968728433417
▼商品登録日:2022年02月22日