戦時下の量産中型空母の中で工事簡易化を図った特徴ある「雲龍型2番艦 天城」が特シリーズで初製品化!
天城は雲龍型2番艦として民間の三菱長崎造船所で建造され昭和19年8月に竣工しました。
基本計画番号G16、(急)計画で雲龍に着手、続けてミッドウェー海戦後の空母喪失を補うため本艦含め15隻が企図されました。
工期短縮を図るため空母飛龍を改設計した形で進められ、天城、葛城と後期艦になるほど形状の簡易化がはかられています。
天城は竣工時、すでに艦載航空機は満足になく内海での待機が続き呉軍港南側の三つ子島に同型艦葛城と共に偽装係留。
昭和20年7月の呉空襲で被弾・横転着底し戦局に寄与せず最後を迎え、戦後に浮揚し昭和22年11月に解体が完了しました。
天城の特徴である延長された艦橋後部を専用部品で再現します。
製品は艦底まで再現できるフルハル仕様で、完成後に飾って楽しめる台座が付属します。
説明書をより見やすく、分かりやすくリニューアルしました。
艦体部分の成型部品は、外舷22号色の塗装発色を考慮しライトグリーンとしています。
雲龍型のなかでも各艦特徴となる部分を別パーツ化のうえ再現しています。
・艦橋後部が延長されており、三脚マストの基部を取り込む形の専用部品を起用。
・左舷中央部、艦尾側両舷に増設された機銃座は角型で再現。
飛行甲板は新規設計で現在水準の再現度で新規金型を起用します。
・飛行甲板は単調になりがちなラテックス塗りながら、飛行機係止用眼環、着艦制動索、エキスパンション・ジョイントなど彫刻表現を多彩に、情報量豊富な設計としました。
・飛行甲板上にある陰顕式21号電探および2基の隠顕式探照灯は格納状態と展開状態が選択可能。
飛行甲板に迷彩塗装されていた姿を手軽に再現できるよう迷彩用デカールが付属します。
艦載機は竣工後艦載部隊とし存在した第六〇一航空隊の保有機「零戦52型」「零戦21型爆装」「彗星」「天山」の4種。
艦体部分の成型部品は、外舷22号色の塗装発色を考慮しライトグリーンとしています。
25ミリ連装機銃は従来のワンピース構造パーツと、より精密な2ピース式のパーツ両方を封入。
スケール:1/700
形態:スケールモデル
メーカー型番:fh-41
商品コード:4968728451664
▼商品登録日:2022年01月21日