金剛型から長門型までの大型艦建造技術の集大成として大和型戦艦の一番艦「大和」は昭和16年12月に竣工。
基準排水量64,000トン、主砲には46センチ砲を搭載、すべてにおいて世界一のレベルであり、満を持して連合艦隊の旗艦となりミッドウェイ海戦では主力艦隊の山本五十六連合艦隊司令長官座上する旗艦として出撃しました。
その後航空機が戦いの主力となる中、大和は副砲の一部撤去、対空火器の増強など改造施され、昭和19年10月、捷一号作戦/レイテ沖海に参加、昭和20年4月には沖縄へ上陸してきた米軍を水際撃砕するため出撃、多数の米艦載機の攻撃によりその最後を迎えました。
[艦体・艦底]
艦体は左右分割式、水線で分割。
呉海軍工廠で使用された軍艦色を模した灰色の専用色で成型しています。
舷窓は多数閉塞された姿とするため専用化未閉鎖は凹彫刻・閉鎖窓は凸彫刻でメリハリのきいた再現度。
舷側に取り付けられたげた舷外電路は留め部分までしっかり表現。
艦底はスライド金型を駆使してワンピースパーツに。
つなぎ目の処理を不要としています。
艦首のバルバスバウは立体的な造形でリアルに再現。
舵は3番艦信濃とは異なる角型で立体化。
舵の面には鋼板の継ぎ目も表現した精密感あふれるもの。
[主砲] 主砲は俯仰・旋回が可能。
最小限のパーツかつリアルな造形の両立を実現。
46センチ主砲身の方向はスライド金型を用いて開口状態にしています。
2・3番主砲天蓋の増設された機銃座を再現するため主砲天蓋・機銃座ともに専用部品を用意。
副砲は旋回可能で砲身と砲塔は一体としたワンピース構造。
[艦橋]
艦橋は極力パーツ同士の継ぎ目を配するための分割・スライド金型の採用、パーツを一体化。
艦橋両側面にある22号電探は移設された姿を再現する専用品です。
15メートル測距儀・方位盤は旋回可能とした設計。
艦橋後方には増設された兵員待機所、拡大された信号所甲板を専用パーツで用意。
[煙突・マスト]
煙突は左右組合せ式で蒸気捨管や汽笛管、モンキーラッタルに至るまで一体表現しています。
頂部のキャップ部分(格子)は抜けた状態で奥行き感ある非常にリアルな造形。
マストは2ピース構造で、この時期に搭載されていた13号電探を一体化した設計。
[艦載機]
艦載機は濃緑色の専用カラーパーツで2機種を収録。
零式(三座)水上偵察機、零式観測機をそれぞれ1機ずつ。
パネルラインは凹彫刻で、プロペラはスライド金型により機体と一体化し精密な表現に。
○細部の彩色を手軽に行える貼付追従性に優れた切り抜き済みのシールが付属!
・主砲・副砲の防水キャンバスや3番主砲後方の歩行帯、軍艦旗、艦載機日の丸マークなどを収録。
・非理法権天の幟、煙突横の菊水マーク、最後の座上司令官伊藤整一中将の中将旗なども収録。
○完成後の展示用にブラックの目立たない直線基調で設計された台座が付属!
○より精密感を求めるユーザー向けに接着式のボーナスパーツを収録しています。
ボーナスパーツは機銃弾薬箱78個、マスト支柱、副砲天蓋上の空中線支柱。
ボックスアートは晴天の中を高速航行する大和で高荷 義之 氏によるもの。
スケール:1/700
形態:スケールモデル
メーカー型番:460567
商品コード:4968728460567
▼商品登録日:2022年04月15日