戦前を代表する水上機母艦「能登呂」は元来、大型給油艦のネームシップとして1920年に川崎造船所で竣工しましたが、老朽化した第一世代の水上機母艦「若宮」の代艦として1934年6月に水上機母艦に改装の上、佐世保鎮守府に編入されました。
艦尾に機関を有するタンカー型船型の本艦は「若宮」に比べ大型になり収容力が増加。
航空機は上甲板に収容され、それを覆うように艦橋前後に木製の天蓋を設けました。
また、航空機の揚収は前後のデリック・ポストを強化・延長の上使用しました。
この改装により艦橋視界が低下したため、前檣下段にパイロット・ハウスを設けました。
戦中は航空機輸送、重油輸送に従事し、米潜による雷撃での損傷を修理中に終戦を迎えました。
・キットは水上機母艦に改装された1930年代の姿を再現
・一四式水上偵察機×2機付属
・洋上モデル
・1隻入り
・全長:205mm
・新価格再生産品(旧品番:W62)
スケール:1/700
形態:スケールプラモデル
メーカー型番:w210
商品コード:4986470019499