センチュリオンMk.5AVREはイギリス軍の王立工兵隊で運用されている、戦闘工兵車(AVRE)仕様の車輛です。
センチュリオンMk.5の車体前面に液圧式ドーザーブレードを装備、更に障害物破砕用のL9A1165mm破砕砲を搭載、砲塔バスケットも大型化されています。
1963年に配備が開始されチャーチルAVREから順次更新されていきますが、後継のチーフテンAVREの開発が頓挫したことから長期間運用され、1991年の湾岸戦争に増加装甲を装着して作戦投入されています。
装備している特徴的な短砲身の主砲は、第二次世界大戦後にロイヤル・オードナンスで開発されたロイヤル・オードナンスL9です。
この砲は防御陣地を破壊するために開発された破砕砲で、作戦上の障害物となる壁や掩体壕等の破壊に使用されます。
砲弾重量29kgの内、高性能爆薬が18kgを占める粘着榴弾(HESH)を2,400mまで発射可能です。
このセンチュリオンMk.5AVREに搭載されているL9A1は砲身に排煙機(エバキュエーター)を装着したL9の改良型になっています。
スケール:1/35
形態:スケールモデル
メーカー型番:amh35a035
商品コード: